制作だけじゃない!Webサイトは“運用”が命──運用代行セミナー参加レポート

こんにちは!千葉です。
Webサイトはどうしても「制作フェーズ」に注目しがちですが、実は運用こそが成果を左右するキモ。そこで今回は、名古屋で活躍されておりますマーケティングエッセンシャル社の栃本さんのWebサイト運用代行セミナーに参加してきました。

自分用のメモも兼ねて、ブログにまとめておきます。
ローカルビジネスを生業としている方には是非読んでほしいです。

運用が制作以上に大事な理由

  • 制作はスタートラインにすぎない
    サイト公開後こそ、アクセス解析やコンテンツ更新など、やるべきタスクが山積み。
  • 継続的な改善が成果を押し上げる
    ページを増やし、内部・外部施策を回すことで検索順位の向上及びサイトへの流入数と問い合わせの数が伸びる。
  • 担当者不在の企業が多い
    社内にWeb専任担当者がいない場合が多く、外部のパートナーとして運用を代行するだけで結果が変わるケースがある。
    しかし、代行してしまうとクライアントが成長することができず自走できないので、関わり方に注意するのが大事である。

運用面での大きなポイント

1.制作30%:運用70%「運用面の方が圧倒的に重要である」

サイト制作時、事業者によっては50万や100万など高い費用を投じて制作するため、「完成」した瞬間がゴールに見えるが、実は完成してからこそがスタートラインである。
公開後にどんな運用フローで改善を重ねるか、で成果が大きく左右する。

2.ローカルSEOは“ニッチキーワード”で勝負

店舗さんなどローカルビジネスを生業としている事業者は、自身のサイトで検索結果上位を狙うとき、一番最初に思いつくのが「地域名+業種」(例:「池袋 歯医者」、「美容室 横浜」)であるが、ここは大手(リクルート系列サイト)がひしめくレッドオーシャンである。

私たち中小・個人事業者は「さらに一段深いニッチ」で戦うことを栃本さんは推奨されていた。

3.LP量産の前にターゲットと商圏を徹底分析

SEO対策=ブログ量産という思い込みを捨てるべきだと痛感。SEO対策と聞くと、まず「ブログ記事を毎日書こう」「お役立ちコラムを増やそう」と発想しがち。ところが今回のセミナーで紹介されたのは、ブログではなく固定ページ(=LP)を量産するアプローチ。これが本当に目から鱗だった。

それも闇雲にLPを量産するのではなく、予めターゲットと商圏を徹底分析することが非常に重要である。

4.小さな成果を早く見せる

最終ゴールは問い合わせ数アップ → 売上増加だが、問い合わせが伸びるまでには検索順位、CTR、LPのCV率、フォームの手数など複数の歯車がかみ合う必要がある。いきなり売上だけをKPIにするとハードルが高くなるので、まずは検索順位アップという“見えやすい成果”を最初の指標に設定する。

次回の講義について

今回はあくまで第1回。序章だけでこれだけ濃いのだから、第2回・第3回でどんな内容を学べるか楽しみしかないです。次の講義もメモを取りまくって、サイト運用の引き出しをさらに増やしクライアントへの結果にコミットする予定です。よろしくお願いいたします。